2025.04.10

『今日からちょっと組版通!教材組版の舞台裏』

 第1回「ぴったりにする話」

~縦書き組版の奥義、読みやすさは「下の揃え」にあり~

2025.04.17

大寳(たいほう)製版の業務においてかなりのウェイトを占めているのが「組版」というお仕事です。

そもそも組版とは?
…印刷物の誌面において、原稿やデザインの指定に従い、
 文字や図を組んでレイアウト(配置)する印刷の工程作業のこと。

弊社では、特に「学習教材データの作成」において、
その能力を最大限に発揮しております。
また、カタログや会報誌、パンフレットなど幅広い制作実績があります。

そんな組版業務におけるこだわりを
『今日からちょっと組版通!教材組版の舞台裏』全5回にてお伝えさせていただきます。



■第1回「ぴったりにする話」
~縦書き組版の奥義、読みやすさは「下の揃え」にあり~

国語教材等の縦書きの書籍には、会話文、長文、カギカッコ、句読点……など、揃えるのが難しい要素が盛りだくさん。
でも実は、「行の下をぴったり揃える」ことが読みやすさのカギなんです。
プロがやっている調整テクニックを、図解でやさしくご紹介します!

では、例を見てみましょう。

行の上が揃うのはもちろん、
下も揃うことで視線が安定し統一感と読みやすさが向上します。
次の「長文読解風サンプル」で詳しく説明をします。

※版元様ごとにルールは異なります。
 サンプルはあくまでも一例で、全てに当てはまる訳ではありません。

よーく見ると、下の揃えの他にも読みやすくするためにいろいろと工夫をしています。

他にも、行の途中にカギ括弧がきたときには、句読点や字間を詰めて調整します。

特に教育教材では原稿の指示に従いつつ、
「読みやすく・読み間違えない」ための配慮も必要になってくるのです。

コラムをご覧いただき、ありがとうごさいます。
これから本を読む時には、「下の揃え」が気になってくることでしょう!
ちょっとした豆知識で、本の見方が変わってきますね。



次回はこちらを予定しています!お楽しみに!
■第2回「ああ離れ難き文字たちよ」
~日本語組版の禁則処理と文字組アキ量設定~

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