大体のイメージが固まったら、テーマカラーを設定し、
背景や細かいパーツ等を入れていきます。
徳島ということで渦潮をモチーフに選びつつ、
海のイメージが強くなりすぎないよう、
落ち着いた色合いの和紙パーツを使用しています。
組版で使用するため、InDesignで原稿指示に合わせて
レイアウトを作成します。
パーツはIllustrator等で作成して配置していきます。
一人のみの考えで作成せず、
担当営業や制作部のメンバーの意見を取り入れつつ
ブラッシュアップしていきます。
目次は章ごとに色分けをし、色は和風のカラーを選択します。
各章の見出しの色を目次とそろえて作成します。
章ごとのイメージカラーを壊さないことと、
邪魔にならない装飾を心がけて、各章を作成していきます。
また教材ということで特にMUD(メディアユニバーサル)にも配慮しています。
作成時に校正表示を切り替え、色を確認しながら作業を進めます。
色によって解答に影響がある場合があれば、必ず変更をします。
特に、隣り合わせの色味は離れたものを使用することが多いです。
また、美しく読みやすくする工夫として
上下の段の行送りが揃うようにしています。
文字の大きさが違うところは、
行の前後のアキで送りが揃うように調整します。
見出しの幅も二行分ぴったりにすることで、上下の段の行送りを揃えています。
色や文字の目立たない工夫が、少しずつ積み重なって、
読みやすさは静かにかたちづくられていきます。
次回は、自由なレイアウト例の『めぐるように読む紙面の設計』についてです。
どうぞお楽しみに。