コラムに記載することは、新たな取り組み、作成したサンプルの紹介などが多いです。 ただ、私たちが日々行っている業務の大半が、
チラシや名刺、パッケージの少部数印刷など、比較的な簡単な印刷物を扱っております。
デジタルコンテンツの作成や動画作成などは未だに業務割合としては少ない傾向になり、作業機会としては上記の業務に比べるとまだまだ少ないなと感じております。
日々の報道などを見ていると、ペーパーレスが叫ばれる世の中ですが、実作業としては、まだまだ紙の印刷物や紙の出力を前提としたデータの作成は根強く残っています。
ただ、実際のところ変化激しく、特に今年(2024年)は同業他社や顧客の廃業も目立つようになってきており、単純に過去日本社会を支えてきた業種は廃れつつあるように感じます。
特に、自社の周囲にある会社でも、氷屋さん、仏具店、着物屋さんなど日本のイメージを支えるような業種は、我々印刷業と同じく、苦戦を強いられており、多くの企業が継続することの難しさと、現状からの脱却という企業課題に頭を悩ませているように思います。
というか彼らと話をしていて、よくそんな話し合いになります。
そして、大宝製版がやるべき事とは…
やはり日々コラムに投稿しているような事…つまりデジタル化だと考えております。
時代は変わって、データを扱う人々にとっては既に距離や国境といった隔たりもなくなっております。
企業経営者の間では、「現状維持は衰退」といった言葉を耳にします。
…実際その通りで、今までの繰り返しで、安定を確信することなどできません。
最近では、デジタルコンテンツの作成に加え、生成AIを活用した提案、3D分野での制作活動など、やる事がさらに多岐にわたり、印刷や製版といったくくりでは分けられない程、企業ごとに業務内容が細分化している状況です。
ただ、昔も今も変わらない事といえば、「行動」だけが活路であるという事であり、
そこが無くなってしまえば、時間と共に忘れ去られていくのではないかと思ったりします。
これからも、挑戦する事と、変わり続ける事、そもそも挑むことがなければ、勝つ事すらないと胸に秘めながら、邁進していきたいです。